アジア

ダンスというのは、その国や地域の文化や習慣、生活などを背景として発展してきましたので、その国や地域それぞれによって、ダンスそのものにも大きな特徴があったり、異なる部分があったりします。
自分自身がかっこいいと感じるダンスはどのようなものなのか、自分自身が習ってみたいと思うダンスはどのようなものなのか、それは人によってそれぞれ違うでしょうが、そのダンスには果たしてどのような背景があり、どのような気持ちを込めてダンスで表現しているのかを知ることは、よりそのダンスへの興味を深めることに繋がっていくのではないでしょうか。
日本は、アジアという地域に含まれる国のひとつですが、日本には日本舞踊と呼ばれるものが存在します。
舞踊や舞踏という言葉は、ダンスという言葉が伝わってきてから日本語訳された造語であって、そもそもの昔には日本には「舞い」や「踊り」と呼ばれるものが存在していましたが、それではこの舞いや踊りといったものはどのようにして生まれ、伝承されていたのでしょうか。
アジアの地域のダンスに見られる、全体的に大きな特徴としては、歴史的な出来事や物語といったものを、ダンスで表現する、というケースが多くあるということです。
また、そのように歴史的な出来事や物語をなぞることから、演劇と不可分のまま、発展してきたものも多く存在します。
そのため、楽人と舞人がともに作り上げる、音楽劇、今風でいえばミュージカルのような形式が、日本舞踊の源流のひとつであるとも言われています。
アジアには、多くの国が存在するため、それぞれにその国の特徴的・代表的なダンスというものが存在し、日本で言えば日本舞踊、能や歌舞伎といったものがあるように、アジアのその他の国には、それぞれ、中国であれば京劇と呼ばれるものや、インドのカターカリ、ジャワ島のワヤン・オラン、バリ島のレゴンなどがありますが、同じアジア圏内といっても、気候も文化もまったく異なる国であるために、その代表的なダンスもまったく異なったものとなっています。
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